会話形式で楽しく学ぶ税務基礎講座
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文書作成日:2019/11/10



 “令和”印字の源泉所得税の納付書を利用するときの注意点はありますか?


出演:  ・・・M社 経理部 まい   ・・・顧問税理士



― M社 会議室にて ―

M社経理部まいと顧問税理士が、打ち合わせを行っています。




 そういえば、先日税務署から、“令和”が印字された源泉の納付書が届きました。




 給与などの源泉所得税を納めるための納付書ですね。




 そうです。
 まだ“平成”が印字された納付書が残っていますが、この“令和”が印字された納付書が届くと、もう“平成”印字の納付書は使えませんか?




 そのようなことはありませんよ。
 引き続き“平成”が印字された納付書を利用なさることに、問題はないですよ。




 そうですか。




 利用されるときに、どちらを利用するかを間違えなければよいのです。




 記載内容が異なる、ということですか?




 基本的には変わりませんが。
 ただ、たとえば年度の記載にご留意いただければ、と思います。




 といいますと?




 そうですね。
 たとえば来年3月31日までの納付について、“平成”が印字された納付書であれば、“31”と記載します。“令和”が印字された納付書であれば、“01”と記載することになります。




 なるほど。
 他にはありませんか?




 “平成”が印字された納付書は、年度欄以外は、“平成”でも“令和”でもどちらの年を記載しても問題ありませんが、“令和”ですと、すべて“令和”の年で統一する、ということくらいでしょうか。




 うーん。
 どちらを利用するのがいいのでしょうかね?




 御社は、毎月納付する源泉徴収義務者です。納付する対象期間は、すでに令和の期間しかありませんので、“令和”が印字された納付書の方がよいかもしれませんね。




 なぜですか?




 “令和”が印字された納付書は、“令和”の年で記載を統一させればよいので。
 そういう意味では、“令和”印字の納付書を用いた方が面倒はないかな、と思います。
 ただ、“平成”印字の納付書でも、年度欄だけ注意すればよいですし、令和になって以降もこれまで“平成”印字の納付書を利用されてきているわけですから、このまま使い続けても何の支障もないかもしれませんが。




 そうですか。
 折角届いたし、新しい物好きなので、早速、来月の納付分から“令和”印字の納付書を使おうかな。




 そうですね。
 よろしいかと思います。




 年度欄だけ、とはいえちょっと気になるので、初めて作成するときには、念のため確認してもらってもいいでしょうか?




 承知いたしました。




 それでは、よろしくお願いします。


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