2025/06/09
キャッシュフローとは、
経営に関わるお金(キャッシュ)の流れ(フロー)を指します。
お金が入ってくることをキャッシュ・インといい、
たとえば「売上の入金」「不動産などの資産売却による収入」
「補助金の受給」などのほかに、借入による資金調達も含まれます。
一方、お金が出ていくことをキャッシュ・アウトといい、
「仕入代金の支払い」「不動産などの資産購入による支出」のほか、
借入金の返済などがあります。
キャッシュフローとは、
「現金での収支=現金での収入-現金での支出」で表されます。
キャッシュッシュフローを把握する主なメリットは、
財務の安定化、信用力の向上、そして会社の成長につながることです。
問題点を把握し、財務の改善策を立てやすくなります。
資金管理の意識が高い会社として、金融機関から信用が高まります。
借入金を減らす、手元資金で迅速に投資するなどより自由となります。
【財務三表それぞれの違い】
<貸借対照表>
決算の締め日(一時点)における資産・負債・資本などの残高で、
財政状態を表す書類
<キャッシュフロー計算書>
経営で最も重要な資金繰りを振り返ることで問題点を把握し、
財務の改善策を立てやすくなる書類
<損益計算書>
会計年度の間(一期間)に、いくらの売上や支払があり、
いくらの儲けがあったのかを表す書類
このように、貸借対照表や損益計算書では表示されない、
お金の流れを表示するのがキャッシュフロー計算書です。
(1)キャッシュフロー計算書を作成して、お金の流れを把握する
(2)キャッシュフロー計算書を分析して、問題の原因と対策を考える
(3)資金繰り表を作成して、将来の資金の流れや余裕度合いなどを予測する
(4)お金の流れを改善する対策を資金繰りに反映させる
赤字の項目がある場合は、以下を確認します。
✔ 投資金額を回収できる見込みはどうか
✔ 本業のお金が不足した理由は何か
✔ 本業での儲けをどのように確保するか
キャッシュフローがうまく管理できていないと、
資金繰りが急に悪化してしまうことがあります。
そうならないために、現状の把握から改善までの
“伴走型のサポート”を提供しています。
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