2026/10/15
令和9年4月から予定されている飲食料品の消費税率引き下げに向けて、
レジシステムや経理ソフトなどの改修を検討されている経営者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、システム改修費用の税務上の取り扱いや、スマートレジ導入時に活用できる
補助金制度について、ポイントを分かりやすくまとめてお伝えします。
飲食料品の税率引き下げに伴い、外部に委託してPOSレジや受発注システムの
プログラム修正を行う場合、その費用は「修繕費」として経理処理することが認められます。
これは、既存システムの機能を維持するために必要な修正であると認められるためです。
インボイス制度導入時のシステム修正と同様の取り扱いとなりますので、安心してお手続きください。
中小企業庁では、新税率への対応を支援するために「デジタル化・AI導入補助金」の実施を
予定しています。 タブレットやスマートフォンにインストールして利用する「スマートレジ」や、
それに付随するPC・タブレットなどのハードウェア購入費用も補助の対象となります。
・ソフトウェア(スマートレジシステム等): 最大350万円
・ハードウェア(PC・タブレット等): 最大20万円
本来、補助金は交付決定後に購入するのが原則ですが、今回の制度では「事前着手制度」が
設けられています。 令和8年9月15日から令和9年3月までの間に、補助金の申請前に
スマートレジ等を先行して取得した場合でも、一定の要件を満たせば補助金の対象となります。
補助金を受け取ってスマートレジ等を取得した場合、法人であれば「国庫補助金等の圧縮記帳」、
個人事業主であれば「国庫補助金等の総収入金額不算入」の適用を受けることができます。
また、圧縮記帳をした後の金額が以下の条件を満たす場合は、さらなる税制優遇の対象となる可能性があります。
・30万円未満の場合: 少額減価償却資産の損金算入特例
・ソフトウェア70万円以上、器具備品120万円以上など: 中小企業投資促進税制や中小企業経営強化税制
システムの改修や買い替えは、早めの準備が大切です。
特に補助金の申請期間や取得時期によって税務上の取り扱いが異なる場合もあります。
「自分の会社の場合はどうなるの?」「どの補助金が使えるのか詳しく知りたい」といった
不安や疑問がございましたら、ぜひお気軽に当事務所までご相談ください。
皆様の円滑な税率対応を全力でサポートさせていただきます。